1 2011年 04月 19日
![]() ![]() ![]() ![]() 酔うて仙境に入るが如し ■醉仙酒造を紹介しているホームページです。 http://www.fu-do.com/story/sss/suisen%20/sss.suisen.html ■各地の酒蔵の被災状況 http://togetter.com/li/113538 ▲
by the-road-of-japan
| 2011-04-19 09:05
| ■甦れ陸前高田・醉仙酒造!支援
2011年 04月 19日
今朝の、朝ズバ!を見て感動しました。 そして、支援の輪をつくろうと決意しました。 酒蔵を再生するだけではなく、従業員の住まいも含めた新しいコミュニティづくり。 そのような、暮らしの場と生業の場の新しい姿を描き出すのはいかがでしょうか。 「日本の道」代表・丸谷博男 ![]() 連絡先名 酔仙酒造(株) 所在地 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町大石1-1 電話番号 0192-55-3141 FAX番号 0192-55-2822 ホームページ あり(ホームページを見る) メールアドレス suisen@coral.ocn.ne.jp ■岩手新報道の記事より おびただしい数の酒造タンクが、無残な姿でがれきの中に横たわっていた。土ぼこりに混じってかすかに漂う酒の香りがなければ、そこに酒蔵があったことは分からないほどだ。陸前高田市高田町の酔仙酒造。その年の酒造り終了を祝う行事のまさにその日、東日本大震災の大津波に襲われた。 「どうにもならない…」。壊滅した酒蔵の前で、営業部の和田浩之さん(46)がつぶやく。がれきの中に看板商品「雪っこ」の缶が埋まっていた。同僚の佐藤充夫さん(43)が、少しへこんだ缶を取り出し、静かにブロックの上に置いた。 同社は1944年、陸前高田市と大船渡市の造り酒屋8軒が一つになって誕生した。日本酒だけで年間約100万リットルを出荷。半数は北海道、首都圏など県外に流通し、中国にも進出している。 酒造りは通常10月から3月ごろまで。同社は県内で最も早く、お盆明けには雪っこを造り始める。毎年3月に酒造りを終える時には、杜氏(とうじ)や蔵人をねぎらう行事「甑(こしき)倒し」をする。今年は震災が起きた11日の午後4時から始めるはずだった。 地震が起きた午後2時46分、金野靖彦社長(64)は会社の事務室で突然強い揺れに襲われた。石油ストーブに乗せたやかんの湯を足に浴びた。建物は何とか持ちこたえ、中庭に集まった従業員にすぐ帰宅するよう指示をした。 「津波が堤防を乗り越えた!」。防災無線から響く絶叫を聞き、中学生の時に経験したチリ地震大津波の記憶がよみがえった。自宅から駆け付けた妻陽子さん(62)、社員の長男泰明さん(34)と車で国道を山に向かい、逃げた。橋までたどり着き、振り向くと会社の辺りが海になっていた。 地震から2日後、高台から会社の方向を見下ろすと、約150本あったタンクは全て流されていた。 16日、地震後初めて会社の敷地に足を踏み入れた。がれきの中に酒瓶やケースが散らばっていた。空に向かって突き出た酒蔵の鉄骨に「酔仙」と書かれた四斗樽がひっかかっているのを見て、涙をこらえ切れなかった。 だが再建への道をあきらめてはいない。幸いにも西に隣接する一関市に、15年間使っていない自社の蔵が残っている。やれることはやるつもりだ。「絶対再建できる」。そう自分に言い聞かせている。 (2011.3.29) ■読売新聞の記事より 東日本大震災による津波で壊滅的な打撃を受けた岩手県陸前高田市の老舗酒造会社「酔仙(すいせん)酒造」が、再び立ち上がろうとしている。 役員や社員に多くの犠牲者を出し、社屋も工場もがれきとなった。だが、「形のあるものは何もなくなったが、酒造りの技術と心は残っている」と金野(こんの)靖彦社長(64)はゼロからの再建を誓う。 酔仙酒造は、陸前高田、大船渡両市の八つの造り酒屋が1944年に合併した「気仙酒造」が前身。気仙川の伏流水に恵まれ、看板銘柄の「酔仙」は2007、08年、全国新酒鑑評会で金賞を受賞。日本酒離れが進むなか、最近は、中国に販路を拡大するなど新規事業にも乗り出していた。 震災のあった3月11日は午後4時から、前年から仕込んだ酒の出荷を前に、杜氏(とうじ)らをねぎらう「甑倒(こしきだお)し」が開かれる予定だった。 2回の大きな揺れの後、社員らがそれぞれの自宅に帰り始めたところに、防災無線から「津波が防波堤を越えました。逃げて下さい!」という泣き叫ぶような男性の声が響いた。 妻と車に乗り、アクセルを踏み込んだ。車を止め振り向くと、社屋や自宅のあった所には、がれき混じりの海が波打ちながら広がっていた。社員と役員計約60人のうち4人が亡くなり、3人が行方不明となった。 震災から2日後、水が引いた会社跡に立った。国の登録有形文化財にもなっていた社屋は跡形もなく、市民の目を楽しませてくれた約100本の桜は数本しか残らなかった。150あった酒造用のタンクの大半が横倒しになっていた。がれきの山の中で、あの日本酒の香りが漂い、胸を締め付けた。 ▲
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| 2011-04-19 08:30
| ■甦れ陸前高田・醉仙酒造!支援
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