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2011年 04月 14日

「木のぬくもり」あふれる木造仮設住宅の建設を町単独で

岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)は、岩手県の東南部に位置する町であり、大船渡市・陸前高田市・旧三陸町(現在は大船渡市と合併)とともに、古くから、気仙(けせん)郡と言う一体的な生活文化圏を形成してきた地域である。
 気仙杉という良質かつ豊富な森林資源を有し、また、木材加工施設が整備されていることから「森林・林業日本一の町」を目指しているところでもある。
 今回の東日本大震災では、幸いにも大きな被害はでなかった。
 多田町長は、大船渡市・陸前高田市の多大な被害を目の当たりにし、住田町の持つあらゆる力を発揮し、応急仮設住宅供給の提供を決断し実行に移した。しかし、法的制約、すなわち、被災自治体ではないので、応急仮設住宅としては認められないと言われた、と言うのである。
 しかし、多田町長は「気仙は一つ!」との思いをもとに、町の税金を使ってでもやると言う決意を硬くしているのである。

 住田町は東日本大震災被災者のために、地元の木材を使った「木のぬくもり」あふれる木造仮設住宅の建設を町単独で行っている。
 24日現在、同町世田米字火石地内に13棟の建設を計画しており、うち1棟を建設中。29・8平方メートルでトイレ、風呂付きの2DKタイプ。資材の確保ができれば、町有地を活用して全100戸の建設を目指している。
 申し込み方法や開始日などは未定。同町建設課の菅野直人課長補佐は「プレハブに比べて少し時間はかかるが、木のぬくもりがある。震災で家を無くした人たちに使ってほしい」と話している。

■岩手県住田町住田住宅産業(佐々木社長)
 震災以前より、住田町町長の指揮のもと地元材を使用した仮設住宅の設計を済ませてあり、すでに町有地に13棟の自然木仮設住宅の建築開始。
 すべて地域材使用、断熱材入り、4.5帖+4.5帖+台所キッチン、トイレ、風呂建設費用200万円(水周り設備込)
■佐々木社長談
・住田町は被害がなく、近隣の被災市町村の受入を積極的に行う
・1チーム5人程度で1日2棟建築可能
・現在100棟程度の供給可能な部材調達済み
・けせんプレカット協同組合と連携、ペレット燃料等も調達可能
・建築チームをとにかく他方に増やして行きたい
・いつでも図面の提供の用意はある

■ 岩手県住田町では、今回の震災前から、下の写真に示すよう
 な素晴らしいな町営住宅を供給している町でもある。
  町営住宅の後ろに見える山林は、銘木「気仙杉」である。
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by the-road-of-japan | 2011-04-14 06:01 | ?緊急仮設住宅への提言


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