2011年 04月 09日
〇今日の情報共有です。 現在までに集まった義援金 ¥1,645,000- (4月7日現在) 事務局では、現場で救助や復興の活動されている3者を中心に支援金を送ることを考え、みなさんから集めています。 遠野市の多田克彦さんには、40万円をすでに送っております。 事務局で話し合い、一ノ関で自らも被害を受けているにもかかわらず、被災地で活動しています佐藤航さんに20万円、花巻市から被災地で活動されています猿舘祐子さんに20万円を支援金として送ることに決めました。 また、今回、義援金を新たに送っていただきました方々です。順不同、敬称略。 羽田麻子、春日俊雄、鈴木淳(株式会社ベルズ)、月本久美子、舘逸志、瀬尾克美、しらいみちよ、株式会社羽鳥書店です。 これまで計94名のからから、心のこもった義援金を送っていただきました。 本当にありがとうございました。 心からお礼申し上げ、今後も復興のために集め、また、支援金として現場での活動を支援していこうと思っています。 〇ローカルデザイン研究会の支援金の振込先です。 1)ゆうちょ銀行からお振込みいただく場合 株式会社ゆうちょ銀行 記号 番号 10130 30130761 名義 サイトウテツヤ(齊藤哲也) 2)他の銀行からお振込みいただく場合 株式会社ゆうちょ銀行 店名(店番) 種目 口座番号 018(ゼロイチハチ) 普通預金 3013076 名義 サイトウテツヤ(齊藤哲也) ローカルデザイン研究会ブログ http://ameblo.jp/ldken/ これまでの情報共有のブログ http://ldken.blogspot.com/ ◎多田克彦さんのブログから http://tadanaturalfarm.blogspot.com/ ○東日本大震災 最前線レポート4/6 4月5日4回目となる「心も体もあったか号」の運行。 小川体育館に避難している400人は、釜石の漁業者が多く、 家も船もそして家族の人も失った方々でした。 いつもバスに乗る時、参加者はイライラしています。 とても会話が難しい。 重苦しさを感じながらスタート。 平田、白浜地区の人々は漁業と地域の中で、コミュニケーションが形ずくられていて、次第に会話もはじまる。 やはり温泉が効果あります。 避難所を離れることも大事です。 おいしい食も人に笑顔をもたらします。 今消費と販売の前線で、異常なことが起きています。 まず、ヨーグルト、納豆、プリンの販売が再スタートしたのですが、1週間かかって売っていた量を一日で販売してしまう。 スーパーでは売っていないのか? まず、原料の手当てができない。 私は毎日資材の確保と工場の稼働率、物流の点検を大声を張り上げています。 死にもの狂いで働くとはこういうことなのか。 4月6日釜石-遠野間開通。 とうとう通った。 3月11日の大津波は釜石駅まで押し寄せて、車はひっくり返っていた。陸の孤島から脱出。 ○東日本大震災 最前線レポート 4/7 「自立へ」 釜石の教会内に設けた自立支援センター、活気にあふれています。 現在30人のボランティアが寝泊まりし、朝から夕にかけ、ガレキ除去、炊き出し応援に出ています。 釜石のガレキ除きは個人宅の応援作業です。 4月7日、仙台のジャンヌ・ダルクと呼んでいる横山英子さんの案内で、国際NGO「難民を助ける会」の理事加藤さんとスタッフが4トントラックで生活必需品と衛生用品、一人用ジュータンを運んできてくれました。 全員で配送品を物資センターに入れ、被災者の方々に選んで持っていただこうと思います。 午後4時からミーティングをしました。 「食の力を釜石へ」嬉しくなること、楽しくなることをやろう。 それには「食」だ。 4月11日から東京・柳谷晃子さん、料理教室のみなさんがおいしいスープを作りに、4月21日には赤坂四川飯店の陳建太郎さんとスタッフ、4月18日から「ビゴのパン」のスタッフとMOF認定のフランス人職人のパンづくり、その後 ラ・ベットラの落合シェフのイタリア料理が釜石、被災現場で腕をふるってもらう計画をたてています。(NHKの矢内さんに感謝です) 4月24日復活祭です。復活の手がかりは、食の力、魂が喜ぶ会と人とのつながり。 〇東日本大震災 最前線レポート4/8 4月7日午後11時40分、激しい余震が岩手を震え上がらせました。 停電。 東北自動車道路肩崩れる。 4月1日を機に立ちあがってきた活力。 再び暗黒の地に落ちた感じがしました。 鉄道停止、宅急便停止、全ての電源がない世界。 釜石の自立支援センターのボランティアは津波の恐れで午前0時前に全員山へ避難。 毎日余震があるけど、いったいいつまで続くのか。 牛舎は全頭手搾り搾乳。 製造工房はまったく動かない。 私の産直のお店では店頭にヨーグルトを並べ、呼び込み声をあげて販売。 異常なほどヨーグルトは売れている。 世界のベストセラー聖書の中に、「コリントの使徒への手紙」というのがある。 その二でパウロは、自分の苦労話をしている。 「わたしが苦労したことをずっと多く、投獄させたこともずっと多く、鞭打たれたことは比較できないほど多く、死ぬような目に遭ったことも度々でした。・・・・・難に遭い、苦労し、骨折ってしばしば眠らずに過し飢え渇き、しばしば食べずにおり、寒さに凍え、裸でいたこともありました」 誰しも窮地や苦労を好む人はいない。 今の日本ではそれを避けるために社会をつくることが課題とされてきた。 不幸も挫折も、できれば避けて通りたい。 しかし不幸と挫折が時にはその人を創り、強め、最終的な人生の答えを堂々と出させるために用意されていたとしか考えられないこともある。 「だれかが弱っているなら、わたしは弱らないでいられるでしょうか。だれかがつまずくなら、わたしが心を燃やさないでいられるでしょうか」(コリント信徒への手紙二) 解決するのは自分の知恵、体力、努力だと思いあがっていても、自然の力は、どうしようもない。 余震は恐い。 自分のできることの範囲を悟り、できないことに対しては素直に神の助けを待ち望みたい。 〇梅原真さんから 鈴木さん うめばらです 5月3日オープンの温浴施設の件で 飛び地に出入りはげしいですので みなさんの意見を静観します。 ある時点で最終案らしきものを原稿案としてください もちろんこちらでいろいろ解釈してやりますので・・・ 〇村井良江さんから 参考になるかどうかわかりませんが、 私「はがき商品券、東北が親戚になる」とってもいいと思います。 岩手のお酒も飲んでみたいし、南部せんべいも食べてみたいです。 私も東京の学校に行っていた時、母から送ってくる荷物には、何が入っているかわからなくて、あけてからのお楽しみ。 こんなの~と思う物もあるけど、笑える。 そこには、心が入っていました。 そこで、 はがき商品は、ギフトのような、きっちりそろった物が入っている必要はないと思うのです。 箱も、デザインされた物でなく、何か商品が入っていた段ボールでいいと思います。 援助物資など空き箱を使えばいいと思います。 この目的にあっていますし、かえって味がでます。 荷造り伝票に「はがき商品券。東北が親戚」と書いてあればわかります。 岩手の人は、日本一いい人というのをテレビで見たことがあります。 いいな~岩手県人いいな~と思いました。 そういう心のある方々に、中身はおまかせして、何が入っているかお楽しみ♪でいいのではないでしょうか。 はがき商品券に賛同するお店が、あれこれつめてくれればよくて、送ってもらう人は、楽しみに待つのです。 例えばお酒が飲めない人にもお酒が1本くらい入っていてもいいんです。 ご近所さんにおすそわけ、になるかもです。 そこから話題が広がります。 漬け物でも、せんべいでも、ご当地お菓子でも。 なんでもつめてほしいです。 避難しているお年寄りが作ってくださる雑巾とか。 1枚、いくらで作ってもらうのです。 仕事にしてもらうのです。 先日阪神大震災にあった友人が、「支援に慣れる事が怖くなった。何か仕事をくれ!」と思った。 と言っていました。 ですから鈴木さんの雇用を生み出すという目的のこの案に、共感を持ちます。 「はがき商品券」でしか買えないものになります。 そうすると、”はがき”には商品情報はいっさいなく、梅原さんの力強いイラストが黒でどーんとあって、「はがき商品券・東北が親戚になる」と、梅原さんの手書き文字が書いてあるととても素敵だと思います。 もちろん山口さん連番や偽造防止の数字はいれますし、ハンコウも押します。 それから、このはがきは、インターネットを使わない年齢層にも、とてもいいと思います。 つたない案ですが、何か参考になりますか? 〇戸矢晃一さんから 畠山重篤さんの講演会が5月12日に都内で開かれるようです。 詳細がわかったらまた。 〇遠野山里ネットの菊池新一さんから 皆さまへ №15 2011・4・6 1今日は、大槌町に出かけて来ました。 今日は、避難所を中心に物資を持って情報収集に行ってまいりましたが、どこも物資がいっぱいでした。今日回った避難所の近くに避難している人たちの物資の供給状態は、把握できませんでしたが、今後もその辺のところをしっかりとフォローしたいと思っております。 皆さまから、この情報をもとに物資の援助をお願いいたしておりました。 多大なご協力に感謝いたします。 ストックヤードが満杯状態です。 以下のもの以外の物資は後日、またお願いするまで当面募集を休止いたします。 ただし、下記のものは不足しています。引き続きご協力お願いいたします。 生野菜が不足しています。 お送りいただける方は、事前にご連絡いただければ嬉しいです。 よろしくお願いします。 2 物資の送付について、段ボールの外側にマジック等で中身の表示をお願いいたします。物資はすべて一括して遠野市災害対策本部と共有活用しています。 宛先 トラック及び宅配便 〒028-0513 岩手県遠野市東穀町16-11 遠野市災害対策本部 稲荷下屋内運動場 遠野山里ネット気付 ℡ 0198-62-3100 遠野まごころネット活動資金の募集始めました。ご協力のほどお願いいたします。 口座番号 東北銀行遠野支店 3186563 遠野まごころネット 代表佐藤正市 遠野市、社協、「遠野まごころネット」毎日のミーティングの情報をもとにしています。 〇三澤茂計さんから 震災で被災された方々に対して具体的に何ができるかと考えると、個人では本当に無力と思います。 鈴木さんは、周りの人々の思いを具体的な意思として纏め上げられるので、やはり鈴木さんならではと敬意を表します。 私の方は、付き合いもあり、各種団体への寄付等もありますが、やはり鈴木さんのルートのように誰が受け取り、受け取った方からの声があるのが義援金としての実感が湧きます。 来月末、清里で第8回良い食品博覧会を開催します。震災直後は、大多数の出展者が開催を反対してました。 その後、自粛一辺倒から脱却して、我々こそ経済的な自立するのも一つの柱として重要であるとの考えを受け入れてくれまして、東日本大震災復興支援をテーマにして、売上金の10%を義援金で送る条件でやっと開催の運びとなりました。 但し、全員の総意を得るには、義援金の持ち込み先です。 やはり、どうしてもNHKか山日新聞社でなければ出展者は納得しません。 ここが鈴木さんのような直接顔の見えるパイプであれば、支援する方ももっと充足感をもてるのでしょう。 まだまだ、初歩的レベルの義援金ではありますが、酒販店とワイナリーが一緒になり、現在「ワイン仲間山梨基金」を立ち上げてました。 アルゼンチンにいる娘からも、今まで進めていたSHAREへの寄付金を、こちらの基金に当面の間、切り替えるようにの依頼がありました。 こうして義援金活動を強く意識して、ここ暫く生活する事になりますが、鈴木さんのように、顔の見える社会が価値感を一層実感させていくのでしょう。 これからも学んで行くことが多いとおもいますので、どうぞ宜しくお願いします。 〇早川真理さんから 情報ありがとうございました。 あまりたくさんですべて読み切れませんが、半分くらい拝見させていただきました。 いま、私に何ができるんでしょうか。 いろいろ考えています。 今週末には被災した仙台の親戚(母の実家)と私の所属する教会を訪ねて、みようと思っています。 16~18日に友人で作家の森まゆみさんとそのご友人と、取材を兼ねて、沿岸地方を回る予定をしています。私はただの道案内?兼運転手です。 キャラバンにめいっぱい荷物(おもに書籍)を積んでいく予定のようです。 彼女たちは原発の反対運動で懸命に動いているところです。 そういえば谷根千の山崎さんがLD研究会に招かれていましたね! びっくりしました。 畠山さんのところには行ってみたいと思っているのですが、連絡はつきますか? もしご存じだったらご連絡先を教えていただければ幸いです。 3日間の強行軍で、予定は未定。 どこまで北上できるかわかりませんが、まずは丸森、そして雄勝や女川で被災した友人のご家族などをたずねて行く予定です。 河北町のんびり村の坂下清子さん、北上町茅葺専門の熊谷産業さんなどにも会えればいいなと思っています。 先生の方で、この方や場所を訪ねたほうがいいなど、ご提案がありましたらお知らせください。 ※最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ローカルデザインはがき商品券は、詰めに入ります。 どうぞご協力ください。 鈴木輝隆
by the-road-of-japan
| 2011-04-09 23:26
| ﹅鈴木輝隆氏からの情報
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