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2011年 04月 06日

岩手県気仙郡住田町/仮設住宅を地元産の木材で建設

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■地元産の木材を活用 住田町

 住田町は東日本大震災被災者のために、地元の木材を使った「木のぬくもり」あふれる木造仮設住宅の建設を町単独で行っている。
 24日現在、同町世田米字火石地内に13棟の建設を計画しており、うち1棟を建設中。29・8平方メートルでトイレ、風呂付きの2DKタイプ。資材の確保ができれば、町有地を活用して全100戸の建設を目指している。
 申し込み方法や開始日などは未定。同町建設課の菅野直人課長補佐は「プレハブに比べて少し時間はかかるが、木のぬくもりがある。震災で家を無くした人たちに使ってほしい」と話している。

■岩手県住田町住田住宅産業(佐々木社長)
震災以前より、住田町町長の指揮のもと地元材を使用した仮設住宅の設計を済ませてあり、すでに町有地に13棟の自然木仮設住宅の建築開始。
※添付写真参照
すべて地域材使用、断熱材入り、4.5帖+4.5帖+台所キッチン、トイレ、風呂
建設費用200万円(水周り設備込)
佐々木社長談
・住田町は被害がなく、近隣の被災市町村の受入を積極的に行う
・1チーム5人程度で1日2棟建築可能
・現在100棟程度の供給可能な部材調達済み
・けせんプレカット協同組合と連携、ペレット燃料等も調達可能
・建築チームをとにかく他方に増やして行きたい
・いつでも図面の提供の用意はある
※経緯参照ツイッター
http://togetter.com/li/116610
当日は毎日新聞記者を同席し、上記経緯を近日記事掲載

■水谷伸吉氏のブログより/翌日に向かったのは、岩手県住田町。
ここは陸前高田、大船渡といった沿岸の地域から一つ内陸に入った町で、林業が盛んな地域として知られています。

既に町主導で、地域材を活用した建設がスタートしているということを地元紙の記事を知り、建設を受け持っている住田住宅産業の社長さんにお時間をいただきました。

ここではすでに13戸の建設がスタートしています

一般的なプレハブ仮設住宅では、夏暑く冬は寒いという問題がこれまでの震災でも指摘されてきました。

夏はエアコンが効かないくらい室温が上がり、冬は壁が薄いのでとても寒く、内壁や天井の結露が激しいことがしばしば取り上げられています。中越地震の時にも、結露はかなり問題になったそうです。寒冷地では特に結露対策は重要だと思います。

その点、木材は吸湿効果もあります。また、こちらの場合では壁が3層構造になっていて、中間層に断熱材を入れているのでプレハブよりも断熱効果が期待できそうです。

住田町は木質ペレットの生産もしている地域。もしここにペレットストーブが入れば、エネルギーの地産地消にもつながるでしょう。
住田も栗原や登米と同じく、内陸なので震災によるダメージはかなり小さい。
そこで、仮設住宅は陸前高田や大船渡といった沿岸地域の被災者受け入れを想定しているとのこと。
きっと喜ばれるでしょうね。
町では、100棟を自前(単費)で取り急ぎ建設する予定。もし今後、増産の必要に迫られた際には、是非何らかご一緒できればとも思いました。(間違いなく100棟では足りなくなるでしょう)
とにかく、仮設住宅を 民間の力で、地域材を、そして地元の工務店で建てるスキームを立ち上げねば!と強く思った次第です。
ただ、それには地元市町村の理解と協力も必要。
それは、土地(公有地)の提供とインフラの面。
我々は一度に何千棟も建てる費用も実力もないですが、集落単位での建設や、ちょっとしたスペースの公有地に、ぬくもりのある仮設住宅を建てたい、という声があればその一助にはなれるかもしれない。むしろ、地元の工務店さんとの建設であれば、そうした規模のほうが動きやすいはず。
現時点では、法制度の壁や県庁の理解、といった部分でまだまだハードルはあります。
ただ、それをクリアしながら着実にこのプロジェクトは進めたいと思っています。
もう後には引けない。(終)
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by the-road-of-japan | 2011-04-06 11:42 | ?緊急仮設住宅への提言


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